けいのおと

日々の記録・本棚・好きなモノ語りの場所(になる予定)。まだまだ手探り中です。

人間だもの

今回は、私自身がいかに人間としての器が小さいかということを、ただ晒すだけの内容になりました。

 
よほど無かったことにしようかと思いましたが(苦笑)、日常をありのまま伝えようと決めたばかりなので、恥を忍んで書き残します。
 
 
***
デイケアの準備をしていた母から、「タオルが欲しい」と言われた時のこと。
デイケアでの汗拭き用に使っているタオル、普段は洗い替えを自室に置いておくのですが、今回は洗濯が間に合わず準備できていませんでした。
 
家で使っているものから必要枚数を用意し、手渡すと
「これ…ちょっと大きいんよねぇ…」
と。はぁ、さいですか…と、別のタオルを渡せば
「これ…汗吸わんのよねぇ…」
と、仰る。
 
っかーーーーーー!!!
1日くらい?我慢して頂けませんかねぇ??
家にあるタオルなんて数知れてるんだからせめてどの色どの柄のタオルが欲しいか教えてもらえませんかねぇぇぇ???
 
…という叫びは、さすがに心の中に留めたけど、結果私が無言になり周囲がピリついた(気がする)。
***
 
 
以上。
 
改めて文章にしてみたら、私の心の狭さも含め、あまりにもしょーもなさすぎて。(苦笑)
 
あの日あの時あの場所でなければ、さらっと流せたことかもしれない。
"これを読んだ今の私"なら、「うん、ちょっと落ち着こ?別のタオル持ってきてあげよ?」と思えます。
でも"これを書いたその時の私"は、そこまでの許容が持てなかった。それだけのことなんですけど。
 
元介護職員だって人間だもの。
なんでもかんでも寄り添えるわけではないのです。
 
家族の介護、日々精進。