行ってきました。
彩の国シェイクスピア・シリーズ2nd Vol.1『ハムレット』
4月にチケットを手にしてから待つこと約2ヶ月半…
この日を迎えるまで、長いようであっという間だった…と言いたいけど、やっぱり待ち遠しかったです(笑)。
もーーー本当に幸せな時間だった!!
シェイクスピア四大悲劇の一つということで、観る側としてもそれなりに覚悟して挑んだのですが、
やっぱり熱量が……凄い。
これまでにも、わりとシリアスな展開で主人公が思い悩んで…みたいな作品は観てきたけど、
心の中に次々と生まれる苦悩や葛藤を、これでもかと放出させながらのたうちまわるキャラクター(=ハムレット)を観るのは初めてだったかも。
言葉だけでは語り尽くせないドロドロとした感情が、舞台上で体現されているように感じました。
ただ悲劇ながらも、所々でクスッと笑えるような場面もあったことが意外で。
ざっくりとあらすじを予習した程度だったので、作品を改めて読み込んでみたいです。
毎回思うけど、こうして無事に観劇の日を迎えられることが、本当に嬉しい。
送り出してくれた家族に、ありがとう。
お留守番してくれた娘に、ありがとう。
そして、キャストの皆さんが体調を整えながら全身全霊でこの作品に取り組んでくれたことに、心から感謝します。
私が好きなGARNET CROWの楽曲の中で、「春待つ花のように」という、ハムレットのヒロインの名前が出てくるものがあります。
もしどこか一つでも歯車の組み合わせが変わっていたら、二人は幸せになれたかなぁなんて思いを馳せてみたり。